デーツ
デーツは人類と同じくらい長い歴史を持つフルーツです。何千年も昔から中東における主要な食糧で、「生命の木」と呼ばれています。デーツの原産地は中東およびペルシャ湾周辺と考えられており、紀元前6000年頃には既に存在し、古代エジプト、古代メソポタミアでも栽培されていました。
現在イランでは約400種類のデーツが栽培されていますが、そのうち商業価値があるものはほんの数種類です。
2014年から2015年まで、イランで収穫した全種類のデーツ(ドライ、セミドライ、フレッシュ)は計100万トンを超えました。イランのデーツ生産量は世界の20%を占めており、世界第1位を誇ります。イランは18万ヘクタールの畑で、ドライデーツ20万トン、セミドライデーツ60万トン、フレッシュデーツ20万トンを生産しています。
主な生産地は、ホルモズガーン州(21.6%)、ケルマーン州(21.1%)、フーゼスターン州(17.6%)、ブシェール州(13.4%)、ファールス州(12.3%)、シースターン・バルーチェスターン州(12.2%)です。
世界のデーツの中でも、イラン産は特に味が良いと言われています。有名な種類はピアロム、サイヤー、マザファティ、ザヘディ、カブカブ、ロタブ、ロッビ、カルーテ、シャハビです。
デーツの分類:
ドライデーツ: 水分が15%以下
セミドライデーツ: 水分が15%〜18%
フレッシュデーツ: 水分が18%〜35%
パリズナッツではピアロム、サイヤー、マザファティの3種類のデーツを販売しております。